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タガメットが癌の治療に使われる?

タガメットの成分であるシメチジンには、免疫増強・抗腫瘍効果があるといわれています。

ヒスタミンは免疫応答に影響を及ぼし、サプレッサーT細胞を活性化し、ヘルパーT細胞を抑制することが知られており、これらの作用はH2受容体を介するものであることが判っています。
さらにヒスタミンは腫瘍の周囲に高濃度に存在し、腫瘍細胞の増殖に促進的に働いています。そして、シメチジンはこれらのH2受容体を阻害することにより免疫能を活性化するとともに、腫瘍の増殖を直接抑制すると考えられています。しかし、これらの作用はH2受容体拮抗薬全てに認められる訳ではなく、癌患者さまの単核球を使ったファモチジン、ラニチジンとの比較実験ではシメチジンにしかこのような作用は認められていません。このような差はシメチジンがヒスタミンと同様なイミダゾール環を有していることによると考えられています。

参考文献:癌と化学療法、32(11)1576-1577/(2005.10)、医薬ジャーナル、39(1)219-221/(2003.1)

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