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オーグメンチンとパセトシンを併用して処方するのはなぜ?
『クラブラン酸カリウム(βラクタマーゼ阻害薬)の用量を抑え、かつアモキシシリン(ペニシリン系薬)を高用量で投与したい』という意図が推測できます。
まず、2つの薬剤の成分を整理します。オーグメンチンの成分はアモキシシリン+クラブラン酸カリウムで配合比は2:1、パセトシンの成分はアモキシシリン単味製剤なので、「アモキシシリン」が重複しています。
最近のガイドラインでは、細菌性肺炎の疑い(肺炎球菌性肺炎の疑い)がある場合、推奨処方の1つに、βラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン系薬(アモキシシリン高用量が望ましい(1.5~2.0g/日))があげられています。
【参考ガイドライン:日本呼吸器科学会・成人市中肺炎診療ガイドライン】
オーグメンチンだけで用量を増やすと、クラブラン酸カリウムの副作用である『下痢』が多く発生します。そこで、オーグメンチンを増量せずに、アモキシシリンを高用量で投与するため、単味製剤であるパセトシンを追加したものと思われます。
参考文献:オーグメンチンとサワシリンの併用(日経DI2009.12)















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