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前立腺がんにアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)は適切な処方?

再燃前立腺がんにアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)が処方されることがありますが、適応外使用ですので疑義照会が必要です。

再燃前立腺がんにアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)が処方されることがあります。ARBには、前立腺がんのマーカーであるPSA(前立腺特異抗原)を低下あるいは安定化させるとの報告があります。機序については、ARBが上皮増殖因子(EGF)の受容体結合によりシグナル伝達系を阻害する作用が血管内皮細胞で証明されています。この作用が前立腺がん細胞でも起きることで、PSAを低下させると考えられています。また効果については、再燃前立腺がん患者(22例)にブロプレス経口投与した結果、約40%(9例)の患者において、PSA低下あるいは安定化が認められ、効果発現は、14.7週間と長い期間を要するとの報告があります。

参考文献:泌尿器外科17(8)909-913,2004

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